宮崎県の北西方、小林市に位置する種子田フルーツは、明治43年開園の歴史のある農園です。現在は観光農園として梨狩り、ブドウ狩り、柿狩りができ、また新鮮なフルーツをネット販売により産地から直送をおこなっております。

 

種子田フルーツの沿革

明治43年(1910年)

開園明治43年からの新高梨の老巨木の写真

開園明治43年からの新高梨の老巨木

初代 種子田 清次郎が三十歳で種子田梨園を開園。
昭和に入り、自助努力のもと経営安定化に注力。太平洋戦争時は物不足資材不足の中、樹袋のほか諸々の物もすべて自給自足をしながら、経営を続ける。
面積 一町歩(1ヘクタール)
品種 晩三吉、長十郎(他に、早生赤、天の川など)

昭和20年(1945年)

二代目 種子田 周築の代となり、昭和二十九年に、ぶどう(キャンベル·アーリー)を二反歩 (ニ十アール)導入。
その後、徐々に面積を広げ、品種もマスカット・アーリー、巨峰を導入。
ぶどう導入と同時に、地域内外の人たちにも声をかけ、ぶどうの普及にあたる。
市内全体で最大で百三十町歩(百三十ヘクタール)の面積にてぶどうの栽培が行われる。
(その後畜産の普及などもあり、現在は当時の半分の面積、約六十町歩)

昭和35年(1960年)

三代目 種子田 與市が二十六歳でぶどう梨園をひきつぎました。
梨、ぶどうはそれぞれの作付け面積を拡大し、また、多くの品種を導入しました。

昭和45年 (1970年)

観光農園(梨狩り、ぶどう狩り)の営業を開始。

観光農園事業は、種子田個人だけでなく、地域発展を考え、近くの生産者に呼びかけ、小林の大きな事業として成長しました。
以来、軒余曲折を経験しながらも努力を重ねた結果、今では県内をはじめ、鹿児島·熊本両県のお客様にも利用していただく観光農園として、現在に至っております。

平成5年(1993年)

四代目 種子田 健が引き継ぎました。そして、現在は、五代目となる種子田健太郎 種子田優大も経営に参画し、開園以来百十二年の歴史を守っています。

令和元年(2019年)

2019年1月18日株式会社種子田フルーツと改名しました。

 

株式会社種子田フルーツ 会社概要

商号 株式会社種子田フルーツ
代表者 種子田 健
所在地 886-0006  宮崎県小林市北西方146-3
電話番号/FAX番号 TEL0984-23-6088 FAX0984-48-0213
設立 2019年1月  創業明治43年
事業内容 観光果樹園の運営

青果物の生産販売

加工品、酒類の販売